CCC、APC管理の課題をテーマとする討論会の報告書を発表

2015年01月22日

北米・中南米 ヨーロッパ

著作権集中管理団体のコピーライト・クリアランス・センター(Copyright Clearance Center、CCC)はこのたび、英国と米国の出版社、学術機関等を集めて論文掲載料(APC)管理に係る課題を主なテーマに開催した討論会の内容をまとめた報告書を発表した。
討論会の参加者はAPC管理を容易にするため協働することが必要であるとの認識を共有している。本レポートでは、現在のAPC管理は国や学術領域ごとのアプローチの違い、処理における非効率性、リソースの不足などにより統一されていないが、データ共有や共通の識別子や語彙の開発などを通じてこれら現状の問題点を軽減できるのではとしている。
米国化学会(American Chemical Society, ACS)、ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal,BMJ)、電気電子技術者協会(Institute of Electrical and Electronics Engineers, IEEE)、インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)、Jisc、ネイチャー・パブリッシング・グループ(Nature Publishing Group)などが討論会に参加した。


[ニュースソース]

Copyright Clearance Center Announces Findings From Open Access Roundtable Discussion With UK Institutions and Publishers - CCC 2015/1/14