米国政府は2月2日、2016年度予算案(pdf:150ページ)を公表した。
SPARCが2月4日報じたところによると、政府助成研究の論文とデータのオープンアクセス(OA)については引き続き2016年度予算の中で強調されている。以下、OAに関する部分を抜粋する。
●知的財産や科学的知識といった、データ、政府助成による研究開発の成果を含む、政府の助成により生じる資産をパブリックに公開する取組みに対し引き続き投資する。(74ページ)
●民間セクターへの政府データおよび研究の開放により、イノベーションと経済成長を駆動する。(8、64ページ)
●米国デジタルサービス(USDS)、PortfolioStat、Freeze、Footprint、およびオープンデータといった現在行われているプロジェクトへの支援を強化する。(69ページ)
●これら取組みを通じ、政府は、国民と産業がオープンな政府データと研究成果の活用により得られる、イノベーション、雇用の創出、経済的繁栄によって投資へのリターンを増やせるよう支援を行う。(74ページ)
[ニュースソース]
Of Presidential Budgets and Open Access - SPARC 2015 2/4
[関連記事]
FY 2016 R&D Budget Release - Fact Sheets & Documents - OSTP 2015 2/2