TIB、SPIEデジタル図書館利用の提携ライセンス交渉が成功したと発表

ドイツ国立科学技術図書館（German National Library of Science and Technology、TIB）は2月10日、SPIE Digital Libraryに関する米国際光工学会（The International Society for Optical Engineering, SPIE)との提携ライセンス交渉に成功したと発表した。

激しい交渉の結果得られた特別条件および追加サービスには、SPIEの価格リストから上限30％のディスカウント適用や参加機関所属著者がエンバーゴ期間なしに自身が選択したリポジトリへの登載ができること、著者がGold OAを選択した場合にSPIEは著者に論文掲載料を返金することなどがある。

SPIE Digital Libraryは合計42万件の光学･光通信･生体臨床医学･電子工学分野の会議予稿集、逐次刊行物、電子書籍などをカバーしており、本ライセンスは2015年1月1日より施行されている。


[ニュースソース]

TIB successfully negotiates licence for SPIE Digital Library - TIB 2015/2/10