ARL、"Research Library Issues(RLI)"285号で著作権の動向を特集

2015年02月20日

北米・中南米

北米研究図書館協会(ARL)は2月13日刊行した"Research Library Issues(RLI)"285号で、著作権の動向を特集している。米国でのフェアユースに関する最近の6つの判決、Authors GuildとHathiTrust訴訟の判決が研究図書館に与える影響、著作権に関する国際的活動と研究図書館に与える影響を考察した3本の記事が掲載されている。

米国でのフェアユースに関する最近の6つの判決に関する記事(著者:AmericanUniversity Washington College of Law 弁護士 Brandon Butler氏)では、裁判所は「原文の全文を新しい目的のために広く再配布する」ことを認める傾向が見られ、研究図書館が所蔵する著作権のある文献の再利用と全文利用と再配布の機会にどのような影響を与えるかを説明している。

[ニュースソース]

ARL's Research Library Issues 285 Highlights Copyright Developments - ARL 2014/2/13