Taylor & Francisの支援を受けるオープンアクセス出版社Cogent OA社はこのたび、論文掲載料(APC)と著者の支払い能力の調和をはかる試験的モデル”Freedom APC” の開始を発表した。本モデルにおいて、著者は論文出版に関する全ての助成手段(助成機関、企業など)を検討することと、彼らの置かれた状況や支払い可能な金額にもとづいた料金の選択を求められる。
同社は著者により選択されたAPC価格情報の収集とキャリアの段階、主題領域、地域などにもとづく分析を実施する。これらの情報はオープンアクセスに係る値頃感についての議論を深めるべく出版が予定されており、最初の分析結果の発表は2016年になるとしている。
[ニュースソース]
Experimental 'pay what you can' OA model launched - Research Information 2015/3/27