全欧でのデータ基盤整備を図るEUDATと情報・システム研究機構(ROIS)は2月25日、共同研究に関する覚書を締結した。覚書では、情報および論文の交換、研究者の訪問、共同ワークショップ等により、相互に利益をもたらす、創造性に富んだ、生産性の高い共同研究を実現するとしている。
ROISは、国立極地研究所、国立情報学研究所、統計数理研究所、国立遺伝子学研究所から構成される大学共同利用機関。「全大学の共同利用の研究所」として、個別の大学では整備・維持が困難な最先端の大型装置や大量の学術データ、貴重な資料や分析法等を全国の研究者に無償で提供し、個々の大学の枠を越えた共同研究を推進する。
[ニュースソース]
EUDAT and Japanese Research Organization of Information and Systems collaboration - EUDAT 2015/3/20