NIST、パブリック・アクセス計画を公開

2015年04月09日

北米・中南米

米国立標準技術研究所(National Institute of Standards and Technology、NIST)はこのたび、OSTP OA指令への対応としてパブリック・アクセス計画(pdf:16ページ)を公開した。概要は以下の通り。

論文について、リポジトリとしてNIHのPubMed Central(PMC)を使用し、NIST助成論文の最終査読原稿の12か月以内の公開を義務付ける。2015年は試験運用とし、同機関内の研究については2年、機関外の助成研究については3年以内に当該計画に従った論文の公開を義務化する。

研究データは以下の3つで構成される。

・データ管理計画(DMP)の提出

・NIST助成研究により生じるデータセットカタログEnterprise Data Inventory(EDI)の作成

・パブリック・アクセス基盤Common Access Platformの構築: すべての公開可能データに永久識別子とメタデータを付与し、同機関、および他機関とのデータの相互運用を提供する。

[ニュースソース]

NIST Releases Public Access Plan: Agency will Partner with NIH to use PMC - SPARC 2015/4/6