NISTEP、論文謝辞情報分析についてのトムソン・ロイターとの共同研究を開始

2015年05月15日

日本

科学技術学術政策研究所(NISTEP)とトムソン・ロイター社は5月12日、Web of Science Core Collectionの論文データにおける謝辞情報の分析により資金配分機関名の記述を統一し、その成果をWeb of Scienceに実装するための共同研究を開始したことを発表した。

本研究においては、論文の謝辞情報(機関レベルおよび制度・プログラムレベル)の名寄せ方法の開発・検証と、名寄せ結果が継続的にデータベースに反映される仕組みが検討される。謝辞における資金配分機関名の記述が統一され、それを実装したデータベース上で資金配分機関情報が確実に抽出されることで、研究者の負担が軽減されると同時に、研究資金源と成果の関連を容易に把握することが可能となる。

[ニュースソース]

文部科学省 科学技術・学術政策研究所、トムソン・ロイター共同研究:Web of Science Core Collectionデータの謝辞情報を分析し、資金配分機関等の名称を統一 - トムソンロイター 2015/5/12

論文謝辞情報分析についてのトムソン・ロイターとの共同研究開始について - NISTEP 2015/5/12