エルゼビア社はこのたび、抄録・引用文献データベースScopusで、Article Metricsの新モジュールを公開した。
新モジュールは、研究業績ベンチマーク評価指標Snowball Metricsプロジェクトにより推奨される以下の4つのカテゴリーに基づく。
- 学術的アクティビティー:MendeleyやCiteULikeのような一般的研究ツールでのダウンロード、投稿数
- 社会的アクティビティー:Twitter、Facebook、Google+のような一般的に使用されるプラットフォームにおける言及
- 学術的解釈:F1000 Prime、研究ブログ、Wikipediaといった専門家や学者によるレビュー、記事、ブログ
- マスメディア:マスメディアでの研究成果の報道
これらの指標に加え、データ出版、文書の種類、ソースと関連する分野を考慮しつつ、類似した論文の平均値との比較を示す新しいパーセンタイル・ベンチマークを導入する。
[ニュースソース]
New Scopus Article Metrics: A better way to benchmark articles - エルゼビア2015/7/29