シンプルなOAを目指す、インペリアル・カレッジ・ロンドンの取り組み(記事紹介)

2015年08月10日

ヨーロッパ

助成機関、出版社、研究機関とさまざまなオープンアクセス(OA)方針に対応するシンプルなOAソリューションを目指す、インペリアル・カレッジ・ロンドンの取り組み事例を紹介する。このプロジェクトでは “one button solution to open access”を使命として、「論文が受理されたら、著者は査読原稿をデポジットするのみ。残りの作業はOAの種類にかかわらずこちら(図書館サービス)で対応する」という新しいワークフローの開発を行っている。

このワークフローは、以下の2つの考えに基づいている。

1.必要最低限の情報を著者に尋ねる

2.グリーンOAとゴールドOAに対応するシングル・パブリケーション・ワークフローと助成機関への報告に必要な情報を著者に提供する

システムは学術成果管理システムSympletic Elementsを使用し、学内の論文掲載料(APC)管理システムASK OAに連動させている。

実際のスクリーンショット、使い方へはこちらから。