CODATAと国際科学技術情報評議会(ICSTI)とによるデータ引用基準と実践に関するタスクグループ(CODATA-ICSTI Task Group on Data Citation Standards and Practices)はこのたび、参加11か国におけるワークショップのスケジュールを公開した。
このワークショップは研究ポリシーと各国のファンディングコミュニティーでのデータ引用指針の実践を促すことを目的としている。各ワークショップでは政府、助成機関、研究機関、研究データアーカイブ、学会、出版社、雑誌編集者等の代表者が集い、各国の文化と研究システムに対応したデータ引用指針を実践する方法を確立する。
日本では同タスクグループメンバーである村山泰啓氏(情報通信研究機構)が開催担当となり、10月29日に国立情報学研究所(NII)においてワークショップが開催される。同タスクグループの共同議長を務めるChristine Borgman 氏(UCLA)の基調講演を予定している。11回のワークショップを報告書として取りまとめ、2016年秋にCODATA総会で発表する予定である。
[ニュースソース]
International Series of Workshops to Implement Data Citation Principles - CODATA 2015/8/13
Local Workshop organizers/Data Citation Standards and Practices - Membership