第5期科学技術基本計画(本文、概要)が1月22日、閣議決定された。第5期科学技術基本計画は、総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)に改組されて初めて策定される計画である。
第5期科学技術基本計画の第1章では、先を見通し戦略的に手を打っていく力(先見性と戦略性)と、どのような変化にも的確に対応していく力(多様性と柔軟性)を重視する基本方針の下、4つの目指すべき国の姿を掲げている。
1. 持続的な成長と地域社会の自律的発展
2. 国及び国民の安全・安心の確保と豊かで質の高い生活の実現
3. 地球規模課題への対応と世界の発展への貢献
4. 知の資産の持続的創出
このような国の実現に向け、第2章~第5章では以下の4本の柱を掲げている。
i)未来の産業創造と社会変革
ii)経済・社会的な課題への対応
iii)基盤的な力の強化
iv)人材、知、資金の好循環システムの構築
[ニュースソース]
科学技術基本計画 - 内閣府 2016/01/22
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