OAPEN-UK、人文社会科学におけるOA単行本出版についての最終レポートを公表

2016年02月01日

日本

人文社会科学におけるオープンアクセス(OA)単行本出版の研究プロジェクトOAPEN-UKは1月28日、最終レポートを公表した。OPEN-UKはJiscと英国芸術・人文リサーチカウンシル(AHRC)による助成で実施された。

OPEN-UKは、助成機関、研究者、出版社、学会、大学、図書館との協力を通じて、大規模な質的・量的研究を実施した。その目的は、OA単行本出版への移行を検討するステークホルダーに、判断を行うための根拠を提供することであった。

本最終レポートでは、調査から得られた全ての知見を統合し、効果的なOA単行本出版への移行を促進するため、複数存在すること(plurality)、協力(partnerships)、明確(pellucidity)を、3大原則とした提言を行っている。

[ニュースソース]

Report on open access monograph publishing  –  Jisc 2016/01/28

Plurality, partnership and pellucidity – the three ‘p’s of open access monograph publishing  –  Jisc 2016/01/28