USGS、パブリックアクセス計画の実行へ

2016年02月17日

北米・中南米

米国地質調査所(USGS)は2月8日、USGSが助成した研究へのパブリックアクセスを改善する、新たな方策を実施すると発表した。

10月1日から実施されるUSGSのパブリックアクセス計画"Public Access to Results of Federally Funded Research at the U.S. Geological Survey: Scholarly Publications and Digital Data"では、USGSが助成する研究論文は最初の出版から12か月以内に一般に公開すると定めている。また研究成果が公開されたとき、研究成果の裏付けに使用されたデータを一般に公開することも要求している。

本計画では、著者最終稿もしくは出版社版のいずれかのコピーをUSGS Publications Warehouseを通じて利用可能にすることを要求し、デジタルデータは機械可読形式でUSGS Science Data Catalogから利用可能にすることとしている。また、本計画により、全ての新規の研究計画にはデータ管理計画(DMP)を含めなければならなくなる。

本計画は2013年のOSTP指令に対応したもので、1月8日にOSTPに承認された。

[ニュースソース]

USGS Increases Public Access to Scientific Research – USGS 2016/02/09