Knowledge Exchange、研究ソフトウェアの持続可能性に関する報告書を公開

2016年03月08日

ヨーロッパ

高等教育および研究のICT活用と開発を目的としたJisc等5機関によるKnowledge Exchange(KE)は3月3日、「研究ソフトウェアの持続可能性」に関する同テーマに基づく報告書(pdf:28ページ)を公開した。本報告書は2015年10月に開催されたワークショップでの議論を基に、ソフトウェアの定義付けを行い、ソフトウェアがデータとは異なることやソフトウェアのライフサイクルにおける持続可能性を解説する。

ソフトウェアなくして今日の研究は成し得ない。本報告書では、研究の信頼性と再現性のリスクを最小限とすべく、ソフトウェアの持続可能性の実践を提言する。ソフトウェアの持続可能性の利益、また社会的・技術的問題点を取りまとめるとともに、国レベル、専門機関の活動と助成機関の役割りについても言及している。

[ニュースソース]

KE report on Research Software Sustainability - Knowledge Exchange 3/3/2016