スイス国立科学財団(SNSF)はこのたび、オープンアクセスモニタリング報告書(pdf:15ページ)を公開した。この報告書は2013年10月から2015年8月までの同機関のOA促進の取り組みを列挙し評価するとともに、研究者のガイドラインの順守を評価する。報告書によると、SNSF助成研究による論文の40%はオープンアクセス(OA)であり、この比率は今後も上昇することが見込まれる。
また、スイスの大学によるSUC P-2プログラムの協力により、スイスの出版システムの財務フロー分析調査を2016年の初めに開始した。この調査では大学レベルで実施されているOAに関わる活動の概要を提供する。結果は2016年12月に公開予定である。
[ニュースソース]
Sharing knowledge: Open Access for all is the goal - SNSF 2016/5/10