科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は5月27日、「民間企業の研究活動に関する調査報告2015」を公表した。2015年度調査は、研究開発を行っている資本金1億円以上の企業を対象に2015年8月に実施した。集計された企業は1,741社(回収率50.6%)であった。
結果の概要を一部抜粋する。
・主要業種の社内研究開発費は前年度に比べて減少傾向がみられる。
・企業の主要業種における社内での自己資金による研究開発は縮小され、相対的に研究開発の外部化の比率が増加している可能性が指摘できる。
・企業に必須な知識を多く提供している相手先は、顧客企業・設備や素材・部品等の供給業者、国内の大学等・公的研究機関である。
[ニュースソース]
「民間企業の研究活動に関する調査報告2015」[NISTEP REPORT No.168]の公表について – NISTEP 2016/05/27