人工知能学会倫理委員会は6月6日、北九州市で開かれている大会において、人工知能の開発の進め方や活用の方法について研究者が守るべき倫理についての指針案を示した。
この中では、研究者に対し、人類の平和や安全に貢献することや、基本的人権を守り、文化の多様性を尊重すること、設計、開発、運用の段階で、人類の安全にとって脅威となるおそれがある要素を排除することが求められている。
学会では、この案を基に議論を進め、年内にも指針を定めることにしている。
[ニュースソース]
人工知能巡り研究倫理の指針案示される - NHK 2016/6/6
人工知能学会、AI開発の倫理綱領案 安全確保強く求める - 日本経済新聞 2016/6/6