研究データ同盟(RDA)と国際科学会議世界科学データシステム(ICSU-WDS)はこのたび、論文とデータセットをつなぐ新フレームワークThe Scholix framework(Scholarly Link Exchange)を発表した。
Scholixは学術文献と研究データとの間のリンクに関する情報エコシステムを支援する方針および実践的ガイドラインである。
このフレームワークは文献と関連データに関する情報をシームレスに交換し、科学の再利用、再現、透明な評価を促す。符号化および交換プロトコルの基準、ガイドライン、選択肢とともに、概念と情報モデルからなる。目的は以下の3つ:
1.データと文献の可視性と発見性の向上
2.再利用可能な状態でのデータの配置
3.クレジット帰属の仕組みを支援
Crossref、DataCite、OpenAIREはすでに、このフレームワークに基づいたサービスの開発に着手している。
[ニュースソース]
RDA And ICSU-WDS Announce The Scholix Framework For Linking Data And Literature - RDA 2016/6/20