Springer Nature、研究データ方針を発表

2016年07月07日

ヨーロッパ

Springer Nature社はこのたび、雑誌にとって採用しやすく、また著作者にとって分かりやすい標準的研究データ方針を発表した。

雑誌の研究データ方針は複雑で、数千もの雑誌の基準を調和させることは先延ばしとなっている(小欄記事)。研究データ方針への認識を高めるため、全分野の研究者、助成機関、図書館等の関係者と意見交換し、モジュール方式による方針を作成した。リポジトリを介したデータ共有の支援、データ引用の許可、出版社ヘルプデスク、データの可用性の記述など、9つの特性について以下の4タイプに区分している。

タイプ1:データ共有とデータ引用が推奨される

タイプ2:データ共有とデータ共有のエビデンスが推奨される

タイプ3:データ共有が推奨されデータの可用性の記述が求められる

タイプ4:データ共有、データ共有のエビデンス、データの査読が求められる

各タイプの詳細な説明はこちら

[ニュースソース]

Promoting research data sharing at Springer Nature - ネイチャー 2016/7/5