日本学術会議、「オープンイノベーションに資するオープンサイエンスのあり方に関する提言」を公表

2016年07月08日

日本

日本学術会議は7月6日、「オープンイノベーションに資するオープンサイエンスのあり方に関する提言」(提言のポイント)を公表した。本提言は、日本学術会議オープンサイエンスの取り組みに関する検討委員会で、「研究データのオープン化」と「データ共有」のあるべき姿に焦点を絞って検討を行った結果をとりまとめたもの。

提言として次の3点がとりまとめられている。

(1) 研究分野を超えた研究データの管理およびオープン化を可能とする研究データ基盤の整備

(2) 研究コミュニティーでのデータ戦略の確立

(3) データ生産者およびデータ流通者のキャリア設計

また本提言には、関連学協会を対象に行ったオープンサイエンスへの取り組み状況を調査する「オープンサイエンスについてのアンケート」の結果も付録として掲載されている。

[ニュースソース]

提言「オープンイノベーションに資するオープンサイエンスのあり方に関する提言」を公表いたしました。(平成28年7月6日)- 日本学術会議  2016/07/06