理研、マウスの大規模解析データをRDFとして世界に発信

2016年09月23日

日本

理化学研究所 バイオリソースセンター マウス表現型知識化ユニットの桝屋 啓志 ユニットリーダーらの研究グループは、国際連携を通じて解析された各遺伝子の機能をノックアウトしたマウスの115万件に及ぶ表現型データを、Webの国際標準規格に沿った「RDF(Resource Description Framework)データ」として全世界に発信した。

RDFは、「World Wide Web」という世界共通の情報基盤における「世界共通の言葉」を支える規格や技術である。さまざまな事柄を世界共通の言葉で記述することで、分野横断的にデータを利用することが可能になり、さらに、RDFデータ同士であればリンクで容易に関連付けられるため、データ統合(世界中の知識をつなげて大きな知識とすること)が促進される。

[ニュースソース]

マウスの大規模解析データを世界へ - JST 2016/9/20