経産省・特許庁、「第四次産業革命を視野に入れた知財システムの在り方に関する検討会(仮称)」を設置

2016年10月05日

日本

経済産業省と特許庁は9月26日、産業構造審議会知的財産分科会を開催し、人工知能(AI)や、モノのインターネット(IoT)など新しい技術が急速に発展する世界に対応するため「第四次産業革命を視野に入れた知財システムの在り方に関する検討会(仮称)」

を設置すると発表した。

検討会は、10月から、毎月2回程度開催し、12月に論点整理、来年3月末に中間報告とりまとめを行う予定。

具体的には、有力分野として、モビリティー、ものづくり等、健康・医療・介護等を対象分野とし、個別分野での議論等から導かれる横断的な課題への対応を踏まえて、「データの利活用促進に向けた制度の検討」、「産業構造の変化に対応した知財システムの在り方の検討」、「第四次産業革命における戦略的な国際標準化の推進」などを検討し、その結果を産業構造審議会新産業構造部会や特許制度小委員会の議論に反映していく。

[ニュースソース]

第四次産業革命を視野に入れた知財システムの在り方に関する検討会(仮称)の設置について - 経済産業省 2016/9/26