ネイチャー誌10月3日付け記事" Democratic databases: science on GitHub"は、ソフトウェア開発プロジェクトのための共有WebサイトGitHubを紹介している。
GitHubはソフトウェア開発者を支援するため、2008年に導入された。現在1,500万人が利用し、科学的データセットとコードの共有、維持、更新を行えるサイトとして、研究者の間で人気が高まっている。
データ共有のための専用サイトは多く存在するが、GitHubは特に、コードやデータに変更が加えられるごとにバージョンコントロールを行うソフトウェアを使用しているため、透明でオープンな共同作業ができるように設計されている。GitHubは特に、生物化学など、グループによって頻繁に更新される比較的小さなテキストベースのデータセットの扱いに適している。
記事では、Gitと呼ばれるソフトウェアツールの開発背景やGitHubの特徴を、活用事例を交えて紹介している。
[ニュースソース]
Democratic databases: science on GitHub － ネイチャー 2016/10/3