京都大学は、国立医療研究開発機構(AMED)が進める「臨床ゲノム情報統合データベース整備事業」に、京都大学大学院医学研究科の奥野恭史教授を研究代表とする研究開発課題「ゲノム医療を促進する臨床ゲノム情報知識基盤の構築」が採択されたことを発表した。
本採択事業において富士通は、医師などが行っている臨床解釈の付与を支援する機械学習・AI(人工知能)技術の開発を担当する。
本研究課題は、遺伝子情報を病気の診断や治療などに活用するゲノム医療を実現・普及させることを目的として、既にAMEDが整備を進めている、がんなどの疾患領域ごとの臨床情報やゲノム情報のデータベースと、各種公開データベースを統合し、信頼度・精度の高い臨床解釈を付与して公開する「臨床ゲノム統合データベース」を構築することを目指す。
[ニュースソース]
平成28年度 国立医療研究開発機構「臨床ゲノム情報統合データベース整備事業」に採択 - 京都大学、富士通 2016/10/6