GitHubの利用動向(記事紹介)

2016年10月18日

ヨーロッパ

オランダ・ユトレヒト大学図書館は10月9日、同大学図書館が2015年5月から2016年2月に実施した学術コミュニケーションツールに関する利用調査(Innovations in Scholarly Communication)結果から、GidHubの利用動向を考察した記事を掲載している。

この記事は、ネイチャー誌10月3日付け記事" Democratic databases: science on GitHub"(小欄記事)を受け、研究者の間で人気が高まっているソフトウェア開発プロジェクトのための共有WebサイトGitHubと、FigShare、Zenodo、 Bitbucketなどのデータ・コード共有のオンラインプラットフォームとを比較したもの。以下、記事より抜粋する。

・オープンサイエンスを支持するか?;支持する(80.0%)、支持しない(16%)

・分野別コード・データのアーカイブ・共有への関与;物理学(36%)、工学(45%)、ライフサイエンス(33%)、医学(24%)、社会学・経済学(24%)、人文学(21%)、法学(20%)

・GitHubはどの分野でも最も利用されるツールである

[ニュースソース]

GitHub and more: sharing data & code - ユトレヒト大学 2016/10/9

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2015年11月24日  ユトレヒト大学、学術コミュニケーションツールに関する利用調査を実施