米政府、Cancer Moonshotタスクフォースに関する報告書を公開

2016年10月24日

北米・中南米

米政府は10月17日、米国政府の推し進める癌研究のイニシアチブCancer Moonshotの包括的報告書(pdf:38ページ)を公開した。

本報告書では、臨床試験結果並びに癌研究データのオープンな共有を加速させるための提言が示された。"Unleashing the Power of Data"(試訳:データの力を解き放つ)を5つの戦略目標の2番目に位置づけ、「共通の方針と技術によって臨床データおよび研究データのためのシームレスなデータ環境を可能」にし、また「オープンでつながりをもつデータ環境を活用できる人員の開発」を求めている。

また研究論文のオープン化には言及していないものの、「オープン出版と保存のプラットフォームおよび次世代コンピューターアーキテクチャーによって科学の発展の鍵を開ける」必要性を強調している。

重要目標に沿ったインセンティブ構造の構築の必要性とあるように、基礎研究成果の共有のオープン化と加速への言及が報告書の随所に見られた。

[ニュースソース]

Cancer Moonshot Task Force Report Released - National Cancer Institute 2016/10/17

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Vice President's Cancer Moonshot Report Takes Additional Steps Towards Open Data, Nods at Open Access to Publications - SPARC 2016/10/17

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