情報通信研究機構(NICT)は10月18日、大規模災害時の膨大な被災報告を人工知能で瞬時に整理・要約する災害状況要約システム「D-SUMM(ディーサム)」(Disaster-information SUMMarizer)を試験公開した。
NICTは既に、対災害SNS情報分析システムDISAANA(ディサーナ)のリアルタイム版を2015年4月8日から試験公開していた。しかし、DISAANAでは、大規模災害の発生時に膨大な被災報告が出力され、被災状況の概要を一目で把握することは困難だった。
災害状況要約システムD-SUMMは、Twitter上の膨大な災害関連報告をわかりやすく整理し、要約できるシステムである。
[ニュースソース]
大規模災害時の膨大な被災報告を人工知能で瞬時に整理・要約 – NICT 2016/10/18
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2015年04月13日 NICT、災害関連ツイートのリアルタイム分析・検索システムDISAANAリアルタイム版を試験公開