欧州27か国の研究機関・助成機関から構成されるScience Europeオープンアクセス(OA)作業部会はこのたび、参加組織のOA出版方針に関する調査報告書"Open Access Publishing Policies in Science Europe Member Organisations(試訳:Science Europe参加国のOA出版方針)" (pdf:40ページ)を公開した。
本報告書は、2012年、2014年に実施した2つの調査から得られた情報をもとに、欧州の公的研究機関のOA方針の策定および実施状況と、2020年までの完全なOA化への移行を加速させるための課題を取りまとめたものである。
調査対象組織は、ドイツ研究振興協会(DFG)、英国研究会議(RCUK)、スイス国立科学財団(SNSF)等16助成機関と、マックスプランク協会(MPG)等5つの研究機関である。
[ニュースソース]
Open Access Publishing Policies in Science Europe Member Organisations: Key Results from Science Europe and Global Research Council Surveys (October 2016) - Science Europe 2016/10