平成基礎科学財団は、2017年3月末をもってすべての事業を停止し、財団を解散することを発表した。解散の理由は、財政上の問題と人事上の問題の2面とのことである。
ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊・東大特別栄誉教授が同財団を設立し、理事長を務めている。財団はこれまでに、新しい発想と創意に満ちた理科教育プログラムの開発・実践を通し、著しい教育効果をあげた団体または個人を顕彰するための「小柴昌俊科学教育賞」の贈呈等の事業を行ってきた。
[ニュースソース]
平成基礎科学財団解散のお知らせ - 平成基礎科学財団 2016/10/24