シュプリンガー・ネイチャー社、600誌以上を対象に新データ共有方針を適用

2016年12月12日

ヨーロッパ

シュプリンガー・ネイチャー社は12月6日、Nature Research、Springer、BioMed Central、Palgrave Macmillanが発行する600誌以上を対象にシュプリンガー・ネイチャー研究データ方針を適用すると発表した。

本方針は、以下の4つのタイプからなる。

タイプ1:データ共有とデータ引用が奨励される

タイプ2:データ共有とデータ共有のエビデンスが奨励される

タイプ3:データ共有が奨励され、データの可用性に関する記述が要求される

タイプ4:データ共有、データ共有のエビデンス、データの査読が要求される。

いずれのタイプについても、参考文献リストでの研究データ引用と、信頼される研究データリポジトリへの研究データのデポジットを後押しする。

ネイチャーブランドのジャーナル、Biomed Central、Palgrave Communicationsはタイプ3を、Scientific DataやGenome Biologyなどの最も厳格なオープンデータ方針を伴うジャーナルはタイプ4を採用する。

[ニュースソース]

Over 600 Springer Nature journals commit to new data sharing policies - シュプリンガー・ネイチャー 2016/12/6 

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