国立国会図書館(NDL)が12月22日に公開したカレントアウェアネス-Eの中から、以下2本の記事を紹介する。
E1870 購読型ジャーナルをオープンアクセスに転換する15の方法
2016年8月、米国・ハーバード大学図書館の学術コミュニケーション室(Harvard Library Office for Scholarly Communication)が,購読料収入で運営する学術雑誌をオープンアクセス(OA)に転換する方法について体系的にまとめた報告書。論文処理費用(APC)が資金源のシナリオが10,APC以外が資金源のシナリオが5つ示されている。
E1871 研究データの法的相互運用性:指針と実施のガイドライン
研究データ同盟(RDA)と科学技術データ委員会(CODATA)が共同設置する法的相互運用性分科会(RDA-CODATA Legal Interoperability Interest Group)が公開した(Legal Interoperability of Research Data:principles and Implementation Guidelines)を解説する記事。6つの指針に主要な細目とガイドラインの重要な点を紹介する。