リトアニア カウナス工科大学はこのたび、2016年5月に採択されたリトアニア研究会議のOA指針を受け、論文へのオープンアクセス(OA)の義務化と研究データのOAを推奨する "Regulations on Open Access to Scientific Publications and Data"(試訳:科学論文とデータのオープンアクセスに関する規則)を採択した。
本方針は、モノグラフを含むすべての論文の機関リポジトリへの即座のデポジット;合理的エンバーゴ期間後(科学:6か月、社会・人文学:12か月)のオープンアクセス;研究論文に関係する研究データのオープン化の推奨とデータ管理計画の作成を要求する。
欧州委員会(EC)参加国のOAおよびオープンデータ方針作成を推進するプロジェクトPASTEUR4OAへのリトアニア研究会議の参加により、 ヴィリニュス・ゲディミナス工科大学も2016年12月にOAの義務化方針を採用しており、リトアニアでOAを義務化する大学は7大学となった。
[ニュースソース]
KAUNAS UNIVERSITY OF TECHNOLOGY ADOPTS OA POLICY - eifl 2017/1/24
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