東北大学が企業と連携し、ビッグデータを活用するプラットフォームを構築

2017年03月06日

日本

KDDI総合研究所、国際航業、東北大学サイバーサイエンスセンター、日立ソリューションズ東日本、理化学研究所は、欧州委員会(EC)が実施する Horizon 2020 と連携して、プライバシーに配慮した iKaaS(intelligent Knowledge-as-a-Service)プラットフォームの実用性を検証するため、仙台市宮城野区田子西地区に設置されたセンサー等から取得したデータを利活用する実証実験を、欧州と共同で2017 年2月24日から9月30日まで実施する。

なお、本実証実験は総務省が研究委託する「プライバシーに配慮した情報提供を可能にする高度知識集約プラットフォームの研究開発」の一環。

同プラットフォームを介して、同地区のタウンマネジメントサービスを想定した実証実験を実施。屋内外に取り付けたセンサー情報や、異なるクラウドに存在する都市空間データ、気象関連データなどのあらゆるデータを、プライバシーなどに配慮して開示制御しつつ統合して処理することで、消費電力や発電量予測の効率化に繋げることを目指す。

[ニュースソース]

世界中のビッグデータ利活用を可能とするプラットフォームの構築 - 東北大学サイバーサイエンスセンター 2017/2/24