NISTEP、「日本企業における特許出願が生存率に与える効果の実証分析」を公表

2017年03月17日

日本

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は3月15日、「日本企業における特許出願が生存率に与える効果の実証分析~オープンイノベーション時代の創造的破壊に関する一考察~」[DISCUSSION PAPER No.143]を公表した。

本稿では、日本企業に関する経済センサスとIIPパテントデータベースを接続したデータセットに基づき、特許出願をイノベーションの指標として活用し、若い企業のイノベーションと生存率の間の関係性を分析した。

分析の結果、イノベーションが企業の生存率に与える正の影響は一般的に負の影響を上回り、この傾向は出願された特許がより大きな潜在的な市場価値を持つ場合に強くなることがわかった。

要旨(PDF:1ページ)

概要(PDF:8ページ)

報告書全文(PDF:42ページ)