Dryad、多様な分野のデータを収録する一般的データリポジトリへと進化

2017年03月21日

北米・中南米

​データリポジトリDryadは3月14日、2016年の進捗を公表した。

人被験者を伴うデータやソーシャルメディアから得られたデータが増加し、また最もダウンロードされた5つのパッケージのうちの2つは、心臓学と科学ジャーナルであることから、本来生物科学分野のデータリポジトリであるDryadは、多様な分野のデータを収録する一般的リポジトリとして活用されつつあるとしている。

主な数字は以下の通り。

  • 2016年にアーカイブしたパッケージ(論文に関係するデータファイルセット)数は4,307
  • 2016年末時点のアーカイブパッケージ総数は1万5,325
  • 2017年1月時点のデータファイル数は5万超
  • データパッケージサイズは平均481MBから573MBと約20%増加
  • 論文にリンクされるデータをDryadにアーカイブするジャーナル数は22%増加

[ニュースソース]

And Now, the Numbers . . . - Dryad 2017/3/14


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2016年09月09日 NSF、データリポジトリDryadへの助成を継続