デジタルサイエンス社とBioMed Centralはこのたび、今後の査読の方向性を示した報告書"What might peer review look like in 2030?"(試訳:2030年の査読はどうなるか?)(pdf:15ページ)を公開した。本報告書は2016年11月に開催されたSpotOn London会議における議論をもとに作成された。
業界全体での現実的な査読プロセスの改善を図るため、出版社、研究者、助成機関、研究機関はさまざまなモデルの試行、査読者の多様性の奨励、人工知能(AI)の活用、査読者のトレーニングやメンタリング支援が必要との結論に至った。
[ニュースソース]
The Future Of Peer Review – New Report by BioMed Central and Digital Science #SpotOnReport - Digital Science 2017/5/2