名古屋工業大学、「研究情報・データ管理の指針」を制定し研究不正防止へ

2017年05月17日

日本

名古屋工業大学は「名古屋工業大学における研究データ管理の指針」を制定し、4月から実施を開始した。これを受け、研究データ管理を指導するため、学生向けに「研究データの管理(名工大方式)の手引」を作成し、配布を開始した。

この指針はあくまで研究データの適切な管理のための模範例で、これを一律に強制するものではない。実際には研究グループごとにルールを作成するなど、独自の裁量に任される部分が大きいが、大学として指針を設けたことは、研究不正を未然に防ぐ意志を示すという意味でも重要な一歩である。今後は学生への倫理教育が期待される。

[ニュースソース]

<研究不正防止へ「研究情報・データ管理の指針」を制定・実施>学生向けの手引も - 名古屋工業大学 2017/4/27