科学技術データの共有推進 G7が合意文書(記事紹介)

2017年05月17日

日本 北米・中南米 ヨーロッパ

日本や米、英など主要7か国(G7)は、政府予算で研究した科学技術分野の各種データを共有する「オープンサイエンス」の推進に乗り出す。国際共同研究が増えるなか、データの相互利用が新しい成果につながるとして、公開範囲や共有方法を定めたルールづくりをG7主導で進める。日本も文部科学省の研究予算を配分する科学技術振興機構(JST)が指針をつくるなど対応を急いでいる。

G7科学技術大臣会合の下に各国の実務者からなる作業部会が推進に向けた文書​をまとめた。5月下旬にイタリアで開くG7首脳会議(サミット)や、今秋予定のG7科学技術大臣会合での議論を通じてオープンサイエンスの枠組みを詰める。

[ニュースソース]

科学技術データの共有推進 G7が合意文書 - 日本経済新聞 2017/5/14