「ジェンダーとダイバーシティ推進を通じた科学とイノベーションの向上」をメインテーマに、東京都内で開催された国際会議「ジェンダーサミット10」は、「ジェンダー平等は持続可能な社会と人々の幸福に不可欠」「ジェンダーの平等は『国連の持続可能な開発目標(SDGs)』すべての実践に組み込まれることが必要」などとする3項目の提言(「Tokyo Recommendations:bRIDGE」)を発表して閉会した。
「ジェンダーサミット10」は、科学技術振興機構(JST)と日本学術会議などが主催し、5月25~26日の2日間で23か国から600人以上が参加した。会議は6つのプレナリーセッション、パラレルセッションで構成され、各セッションでは「男女の(社会・文化的)性差」であるジェンダーの問題をダイバーシティ(多様性)の中に位置付けながら、これからの世界や社会により深く根付かせることの重要性で一致、ジェンダーをめぐるさまざまな課題について熱心な議論が行われた。
[ニュースソース]
「ジェンダーの平等は持続可能な社会と人々の幸福に不可欠」 ジェンダーサミット10が世界に提言して閉会 - JST 2017/5/29
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