日本医療研究開発機構(AMED)の成果を発表する初のシンポジウム「AMEDシンポジウム2017」について、SankeiBizが記事を掲載している。以下、記事より抜粋する。
5月29、30日の両日とも1,000人の会場は満杯。京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長らの講演や展示のほか、パネル討論があった。
シンポジウムでは、末松誠理事長が、研究費の機能的な運用や予算配分の問題点是正、国際化、データ・シェアリングなどの取り組みを報告した。
パネル討論では、「AMEDに期待すること」と題して、意見が交わされた。日本製薬工業協会の畑中好彦会長からは、学界の研究成果が製薬企業へ橋渡しされる仕組み、学界の臨床情報に企業がアクセスできる仕組みが、AMEDによって構築されたと報告。さらなる情報集約と利活用、理研など3独法の設備・技術の活用などを求めた。
[ニュースソース]
AMED発足2年、医療の情報共有進む 未知の病気10以上発見 広がる治療の道 - SankeiBiz 2017/6/5
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