英国王立協会と英国学士院はこのたび、21世紀のデータガバナンス体制の必要性を考察した報告書"Data management and use: Governance in the 21st century - a British Academy and Royal Society project"(試訳:データ管理と利用:21世紀におけるガバナンス - 英国学士院と王立協会によるプロジェクト)を公開した
本報告書では以下の2つの提言が示された。
第1に、全形式のデータガバナンスを明確に形成し、データの管理および利用全体の信頼を保証する高水準の原則を採用する必要があること、第2にガバナンスのランドスケープ全体を統括する独立した組織の創設が必要であること。このような組織が新たな疑問と課題に対応する専門的調査を実施し、新たな方法が現在の判断が将来に与える影響を予測できるようにすることが期待される。
報告書(PDF:99ページ)
ランドスケープ・レビュー(PDF:44ページ)
ケーススタディー(PDF:41ページ)
パブリックエンゲージメントレビュー(PDF:21ページ)
[ニュースソース]
New governance needed for data use in 21st century - 英国王立協会 2017/6/29