物質・材料研究機構(NIMS)は7月10日、NIMS研究者総覧「SAMURAI」をリニューアルした。
今回のリニューアルでは、国際的に普及が進む研究者識別子ORCIDとの連携機能を追加した。これにより、NIMSに新たに着任した研究者のORCID上にある前任地での研究成果の文献リストをSAMURAIに自動的に追加し、職員プロフィールと研究成果をさらに正確に関連づけられるようになった。なおSAMURAIは、ORCIDとの文献リストの相互同期機能を持つ研究者総覧としては、国内の研究機関では初めてのサービスとなる。
また、研究活動をより広い範囲に紹介することを目的として、これまでの定年制職員に加えて任期制職員も対象とし、およそ1,000名の研究に関係する職員の検索・紹介をしている。
[ニュースソース]
NIMS研究者総覧「SAMURAI」リニューアル - NIMS 2017/7/10