CERN、method(方法)論文のOA出版を義務化、論文掲載料を出資

2017年08月04日

ヨーロッパ

シュプリンガー社が提供するブログ、シュプリンガーオープンは8月1日、欧州原子核研究機関(CERN)が助成研究のオープンアクセス(OA)義務化の対象をmethods(方法)論文に拡大したことについての記事を掲載している。

CERNが推進する高エネルギー物理学分野論文のオープンアクセス(OA)化実現を目的とする国際連携プロジェクトSCOAP3は助成研究論文のOA出版を要求している。SCOAP3は計測に関するジャーナルを収録していないため、計測に関する論文にCERN所属の著者が1人以上含まれる場合、特定のジャーナルにおける論文のOA出版に係る論文掲載料(APC)を出資する。対象誌には、"EPJ Techniques and Instrumentation"が含まれている。

[ニュースソース]

CERN sponsoring APCs for methods articles in EPJ Techniques and Instrumentation - SpringerOpen 2017/8/1

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