日本の大学や研究機関が発表する科学技術の論文の数は、10年前に比べて6%減少し、日本は米国に次ぐ第2位から中国、ドイツに抜かれて第4位になったとする報告書を文部科学省の研究所がまとめた。
科学技術振興機構(JST)の濵口道成理事長は、「今は、海外との共同研究無しにトップレベルの科学雑誌への論文掲載が難しくなっている。日本の若手研究者の多くは、期限付きの雇用のため短期間に成果を求められており、交流の機会を失っているのが一因だ。海外での研究の機会を増やせるようにする必要がある」と話している。
[ニュースソース]
科学論文の発表数、日本4位に後退 - 朝日新聞デジタル 2017/8/14
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