NII等研究グループ、ビッグデータを少ないメモリー容量でも高速にクラスタリングできる手法を開発

2017年09月19日

日本

情報・システム研究機構(ROIS) 国立情報学研究所(NII)、株式会社ドワンゴ、東京大学の研究グループは9月12日、データ処理の基本操作であるクラスタリングを、10億個程度のビッグデータに対して、高速で、かつ、少ないメモリー容量で実行できる実用性の高い手法を開発したと発表した。

これにより、例えばソーシャルメディアの膨大な画像データを一般的なパソコンでも手軽に処理することが可能となる。一般の技術者や研究者にもビッグデータの扱いが容易になるため、深層学習を応用した人工知能(AI)の開発をはじめとする広い分野での活用が期待される。

[ニュースソース]

ビッグデータのクラスタリングがパソコンで可能に-少ないメモリー容量でも高速に処理できる手法を開発 - NII 2017/9/12