査読情報とORCIDレコードとをつなぐ機能の提供を開始してから2年、ORCIDは、9月11~17日に開催されたPeer Review Weekにあわせ、その進捗を公表した。
現在、この機能を実装する組織はAmerican Geophysical Union(AGU)、F1000、Publonsなど10組織であり、6月時点でORCIDレコード9,800に査読活動情報が付加されている。査読者認識サービスを提供するPublonsから得られた査読数は13万5,604件と、Publonsだけで査読活動情報を持つORCIDレコードの92.8%を占める。
この件数は全ORCIDレコードの1%に満たないものの、Aries SystemsのEditorial ManagerとClarivate AnalyticsのScholarOneが2018年早々に機能統合を予定しており、今後件数の増加を見込んでいる。
[ニュースソース]
Peer Review at ORCID - An Update - ORCID 2017/9/14
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