Knowledge Exchange、オープン・スカラシップの現状と課題を考察する報告書を公表

2017年09月06日

ヨーロッパ

高等教育および研究のICT活用と開発を目的としたJisc等6機関によるKnowledge Exchange(KE)は8月31日、「オープン・スカラシップ(Open Scholarship)」の現状と課題を考察する報告書(pdf:52ページ)を公表した。

オープン・スカラシップとは、オープンアクセス、オープンデータ、オープン(あるいはデジタル)サイエンス(あるいは研究)、シチズンサイエンス、データサイエンスといった取り組みに、オープン教育とオープン政府を含む包括的な用語である。

KEはオープン・スカラシップへの移行と実施における課題を考察するため、KEオープン・スカラシップ アドバイザリーグループ(KEOSAG)を設置した。本報告書は当該グループによる最初の報告書であり、オープン・スカラシップの現状と、オープン・スカラシップへの移行における動機付け、課題と障害を考察するほか、新たな重要領域である、「オープンサイエンスの経済」と「研究者の視点による成果と評価」について考察する。

[ニュースソース]

Knowledge Exchange Approach to Open Scholarship - Knowledge Exchange 2017/8/31

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