日本の医学研究は基礎、臨床の両面で減少の一途(記事紹介)

2017年09月08日

日本

東北大学大学院医学系研究科の下川宏明教授の研究グループが過去20年間に世界の主要科学雑誌に掲載された学術論文を検討したところ、日本の医学研究は基礎、臨床の両面で減少の一途をたどっていることがわかった。

東北大学によると、米国心臓病学会発行のCirculation Researchなど主要学術3誌に掲載された日本発の論文数はこの16年間で4分の1に減少した。特にCirculation Research誌上の国・地域別論文数は、2000年の世界2位から11位に転落、循環器基礎医学研究領域での日本の失速ぶりが際立っている。

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[ニュースソース]

日本の医学研究は失速の一途、東北大学が分析 - 大学ジャーナル 2017/9/4