クラリベイト・アナリティクスは9月26日、"2017 State of Innovation Report:the Relentless Desire to Advance"を公表した。
本報告書によると、中国の特許発明の減速と研究開発費の縮小により、主要12業種の研究および特許活動の2016年の対前年成長率は9%(2015-2016年)と、2014-2015年の25%から減速した。特許申請件数は260万件を超え、対前年で8%成長しているものの、2014-2015年の14%、2011-2015年の5年間の平均12%から後退している。成長率の最も高い業種は食品、飲料、タバコ(39%)であった。
総論文生産数についても対前年比-9%と減少し、イノベーションの成長が今後さらに減速する可能性が高い。
本調査は Derwent World Patents IndexおよびWeb of Scienceを元に算出している。
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[ニュースソース]
Clarivate Analytics 2017 State of Innovation report shows that global innovation is growing, but at a slower rate - クラリベイト・アナリティクス 2017/9/26